新鮮

頑張らないために頑張る

上司は部下からの提案など求めてはいない

 

ブログをはじめて「自分では普通にやっているつもりだが、実は普通でないことがある」のが分かった。備忘の意味でも、読んでいただいた方への Tips 的な意味でも知恵を残しておきたいと思う。

今回は「上司には提案ではなく相談する」である。

 

僕は仕事面では「べき論」が強い。この要件のときは○○を使うべきだ、この案件には○○さんを加えるべきだ、こんな見込みが薄い案件はスモールスタートでいくべきだ、説明資料の色使いは二色までに抑えるべきだ、べきだ、べきだ、べきだ。

あるべき姿を描き、共有して、モノゴトを進めていくことは悪いことではない。しかし、あるべき姿を信仰してしまうというか、「そうあるべきで、そうでなければゴミ」という言い方をしてしまうことが多々あった。

 

上司の考えには「それは違いますね」というし、部の目標もルールもどうでもいい。僕は専門分野では一目置かれている立場/役職であったため、無下にあしらうこともできない。上長からみれば扱いにくい部下であったと思う。

要は小賢しかったのである。

 

小賢しさに理解のある上司のときはそれで良かった。考え、提案し、企画し、実現し、少なくない成果を挙げていた。しかし小賢しさに理解のない上司のときは全くダメだった。考え、提案し、否定され、やる気をなくす。そのサイクルを繰り返すと見切りをつけ提案しなくなり、仕事がつまらなくなる。そんな日々を繰り返していた。

 

そんな中で一つのことを学ぶ。提案ではなく相談するのだ、と。

 

上司は部下からの提案など求めてはいない。技術的な妥当性はどうでもいい。お客様の利便性もどうでもいい。会社の利益もどうでもいい。ただただ相談されたいのだ。

 

「○○はこうこうだから、○○にすべきだと考えます」

ではなく、

「相談があるのですが、○○はこうこうだと悩んでいて、○○という考えもあるかと思いますがいかがでしょうか」

というだけ。

 

意外とそれだけで上手くいくのである。自分の「べき論」は変えない。変えると面白くないから。ただ言い方を変えるだけ。それだけで上司は陥落し、モノゴトは自分の思い通りに進んでいく。

 

あなたがもし思い通りにならないことに悩んでいるようであれば、試してみてはいかがだろうか。