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頑張らないために頑張る

asis/tobe/gap で頭の体操をしよう

 

働き方改革でヒマになってから、いわゆる「やりたいこと」を探している。ツラツラとブログを買いたり、BABYMETAL を聴いたりしてリハビリをすすめているが、まだこれと言ったものは見つかっていない。

それはなぜかといえば、やはり長い社畜生活で自分を押し殺してきた結果、感情が希薄になってしまったからなのだろう。あなたには信じられないかもしれないが「やりたいこと」をキーワードにググってしまう程度には重症なのだ。

 

そこで少し考え方を変え、いまある社畜経験を活かしてみうと思う。エンタープライズで使うフレームワークはきっと私生活にも演繹できるはずだ。

今日は「asis/tobe/gap分析」を試してみる。

 

asis/tobe/gap 分析とは

asis/tobe/gap 分析は僕がよく使うフレームワークで、現状(asis)と未来(tobe)を定義して差分(gap)に対して対策を考える方法論だ。

分析軸はなんでもいいが、今回は 橘玲氏 「幸福の「資本」論」 を参考に考えてみる。

幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」

幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」

 

まず金融資産。

  1. 年収800万円(世帯年収1,500万円)までは、収入が増えるほど幸福度は増す
  2. 金融資産1億円までは、資産の額が増えるほど幸福度は増す
  3. 収入と資産が一定額を超えると幸福度は変わらなくなる
項目 現状(asis) 未来(tobe) 対策(gap)
収入 人並み以上にある 人並み以上にある 特になし
資産 人並みにある 人並み以上にある 固定費削減、引っ越しとか

年収800万円までは収入が増えるほど幸福感が増すとのことだ。であれば、いま以上に稼いでも幸福感は増えないので注力する領域ではないのだろう。

 

金融資産1億円までは資産がふえるほど幸福感が増すとのことだ。無駄遣いが多く(たとえばいまの家賃はワンルームで13万もする)、貯蓄は人並みなので、次の契約更新のタイミングで引っ越しを検討してみることにする。

 

そして人的資本。

  1. 好きなことに人的資本のすべてを投入する
  2. 好きなことをマネタイズ(ビジネス化)できるニッチを見つける
  3. 官僚化した組織との取引から収入を獲得する
項目 現状(asis) 未来(tobe) 対策(gap)
好きなこと ない なにかある とりあえず何か作る
ニッチをみつける ない なに見つける TBD
収入を獲得する ない 本業並みに獲得する TBD

橘氏は、知識社会では個人が組織(会社)に対して優位性を持つようになると述べ、「収益の最大化」と「自己実現」を両立させるためには、好きなことにすべてを投入するのが良いと主張する。

 

asisが全く何もないのでやはりここが課題なのだが、この分析をしてみたことで、最終的に企業との取引ができるようなニッチな領域を漁って好きなことを探すのがよい、というヒントは得られた。

 

最後に社会資本。

これをかんたんにいうと、「強いつながり」を恋人や家族にミニマル(最小)化して、友情を含めそれ以外の関係はすべて貨幣空間に置き換えるのです。

日本人は幸福になろうと"つながり"を求めますが、その結果、(間人として)関係のなかに埋め込まれ身動きが取れなくなってしまいます。(中略) 会社は嫌いだけど、会社なしでは生きていけないというのが、日本人の悲しい性なのです。

項目 現状(asis) 未来(tobe) 対策(gap)
強いつながり 会社関係 恋人でも見つける モテ系の深掘りをする
弱いつながり ない 会社関係 仕事を割り切る

分析してみると人間関係は会社にフルコミットしているのが実態であるため、(会社都合の)自分で選択できない絆しかないことがわかる。

会社以外の関係性をつくるように、できれば恋人でも見つけるように、リソースを投入するのが良いのだろうか。

 

未来(tobe)はそれぞれ理想とする型はちがうため「お金持ち型」や「リア充型」などのモデルで考えていいだろうし、分析軸は「ヒト・モノ・カネ」や「カネ・異性・健康」などでもいいだろう。

asis/tobe/gap を私生活に適用してみて思ったのは、いきなり答えは出ないとしても、ヒントだったりベイビーステップ(次の一手)が出てくるものなのだな、ということだ。

 

まあ頭の体操のひとつとして参考にして頂けると嬉しい。